昨日、鍼治療を受けてきました。もちろん、人間の鍼灸師さんに施術していただいたのです。
こちらは京都の中森鍼灸院の先生です。
Facebookで何度かメッセージを交わしただけなのですが、なんとなく優しそうな人柄に惹かれてぜひ施術を受けたいと思い、行ってきました。
中森先生は古典的な経絡治療を基本とし、「まずは全体の体の状態を整えてから個別の症状に合わせた施術をする」と言われました。
これは、私が日頃ペットに鍼灸治療を行うのととてもよく似ている考え方だと思いました。
私自身の症状は「肩こり」「腰痛」「眼精疲労」ということで、足や背中のツボで全体を整えていただき、その後個別の症状に合わせて鍼やマッサージをしていただきました。
鍼は全然刺されたという感じもなく、ほんわかと気持ちがよくなります。
私が鍼を打っているペットたちもこんな感じなんでしょうか。
どんな生き物も、その動物本来の持つ生きようとするエネルギーがあります。
それを東洋医学では「気」と呼び、この世界のありとあらゆるものが「気」でできているとされています。
気は目には見えませんが、無理やり科学的な言葉で表現すると、「電気信号」とか「熱」とか「原子」とか「電子」などと言えるのかもしれません。
それが、体の中を経絡と呼ばれる道筋に沿って巡っているというのはとても不思議な感じがします。
中国四千年の歴史の中で体系づけられてきた中医学の理論はとても奥が深く、学べば学ぶほど新しい扉が開くようです。
中森先生も、臨床家として多くの経験を積まれていますが、今もまだ学び続けておられるそうです。
私ももっともっとたくさんのことを勉強して、ペットや飼い主さんが少しでも楽になるよう、腕を磨きたいと思います。
中森鍼灸院のブログはこちらです。鍼治療、受けてみませんか?
http://ameblo.jp/mamikoshimkyuin/