皮膚ケアもまずは日々の養生から!

Facebook にシェア
Pocket

皮膚ケアセミナー

鍼灸師の先生による皮膚ケアセミナー

滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。

9月2日(土曜日)、京都市内のドッグホテルNESTさんで「ワンちゃんと飼い主さんのための皮膚ケアセミナー」が開催されました。
奈良で鍼灸院を営む志野先生にお越しいただき、東洋医学の観点からアトピー性皮膚炎のケアについてお話をいただきました。

アトピー性皮膚炎は、人間も犬も同じような機序で発生します。
唯一違うのは、食べ物に関するアレルギーの出方ですが、基本的にはIgE抗体が関与したアレルギーによる皮膚炎を「アトピー性皮膚炎」と呼びます。

人でも犬でも、皮膚の組成が弱かったり、抗体に過敏に反応しやすいという遺伝的な要因が背景にあることが多いのですが、その他にも血行不良や腸内環境の悪化などが発生要因として上げられます。

志野先生は、
「表面の皮膚ではなく、中から新しくできてくる皮膚を健康にすることが大事なので、ステロイドなどで表面的にかゆみを止めるのではなく、食事や洗い方など健康な皮膚を作り出す土台作りが大切。」
と、言われました。

また、それとあわせて鍼灸治療により血行をよくしたり、代謝を促進したり、体のバランスを整えるケアを行います。
必ずしも刺す鍼を使うのではなく、刺さない鍼による皮膚の刺激やお灸による温めも効果があるとのことです。

→ ローラー鍼はなぜ効くか・・・「手の治癒力」

刺さない鍼

刺さない鍼いろいろ。

人でも犬でも、アトピー性皮膚炎はなかなか治らないやっかいな病気の一つです。
本人ももちろんつらいのですが、周りで見ている家族もつらいものです。

日々のケアにより、薬に頼らずに健康な皮膚を取り戻すことができればと思います。

ドッグホテルNESTでは、今後も皮膚ケアについて様々なメニューを用意されるとのことです。
今回セミナーに参加できなかった方も、次回はぜひお越しください!

 

Facebook にシェア
Pocket

ペット鍼灸セラピーに興味をお持ちの方、各地でセミナーを開催しています!

ラブ、コロコロ
刺さない鍼やお灸など、鍼灸の手技を応用して飼い主さんの手で手軽にできるペットのケアを学びましょう。
東洋医学の基本的な知識と一緒に、その子の体質や季節の移り変わりに応じたきめ細かなケアができますよ!

PAGE TOP