滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。
先日、「人とペットの共生について」というタイトルで講習をさせていただく機会がありました。
主催はアニマル・コミュニケーションの&animals 代表・岩田よしまろさん。
昨年、協賛させていただいた「ハッピースマイルフェス in 大津」実行委員会の代表でもあります。
→ &animals ホームページはこちらです。(外部サイトにリンクします)
→ 「ハッピースマイルフェス」ホームページはこちらです。(外部サイトにリンクします)
私が日頃思っているのは、人とペットが共に暮らすというのはある意味異文化交流であるということです。
そして、ペットと暮らす際には「動物福祉の基本 5つの自由」を守る必要があります。
動物福祉の基本 5つの自由
- 飢えと渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み、障害、病気からの自由
- 恐怖や抑圧からの自由
- 正常な行動を表現する自由
特に動物愛護活動に携わる者は、自分の活動がこの原則に則っているか、常に振り返る必要があると思います。
「自由」という言葉がわかりにくかったら「解放」と置き換えてもいいかもしれません。
この原則に則ったら、どんな理由があろうとペットに体罰を与えることが間違っているとわかるはずです。
講座は、お茶あり・お菓子ありのアットホームな雰囲気のうちに終わりました。
ペットと最期まで笑顔で暮らすためには、飼い主さん一人一人が自分の飼っているペットについて学ばなければならないと思います。
そのペットが動物としてどんな習性を持っているか。
そして、それを自由に表現できているか。
飼い主側がそれを理解せずに飼っているところに問題行動の種があるのではないでしょうか。
最後に、こちらの本をオススメします。
私が犬との暮らしについてずっと感じていたこと、そしてこの講座でお話ししたような内容がこちらの本に書かれていてとても嬉しく思いました。
ぜひ一度読んでみていただきたい本の一つです。