滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療をしています。
今年の夏も去年ほどではありませんが、ものすごく暑いですね。
もう、30℃が涼しいと感じるほど連日の猛暑日。
私は基本的にエアコンがダメなので、以前は家に私だけしかいないときにはエアコンは一切入れたことがありませんでした。
窓を開ければ結構風通しがいい家なので、扇風機だけで夏は充分乗り切れていたのに。
昨年はあまりの暑さにとうとうエアコンを買い換えることになりました。
そして、今年も扇風機だけでは汗が噴き出してくる暑さに仕方なくエアコンのスイッチを入れています。
ワンちゃんも暑さには弱いですから、この時期は人間よりもエアコンが必要ですよね。
人間が震えるほどの温度設定にしないと犬には暑すぎるとよく言われていますね。
でも、実はずっと一日中冷えっぱなしというのもあまりよくないのでは・・・?
そう思わせられる事例にいくつか遭遇しました。
上の写真のワンちゃん。右後ろ脚を地面に着けると痛むのか、浮かせて歩くことが多いのですが、冬場にひどかった症状が春先暖かくなってきて少しマシになっていたそうです。
ところが、夏になり、一日中エアコンを入れるようになってからまた症状が悪化してきたとのこと。
上のコーギーさんも、ずっと足腰の調子がよかったのに、なぜか夏になってからまたふらつきが出るようになったそうです。
飼い主さんも「どうもエアコンのせいではないかと思います。」と言われました。
以前、自分で暑い庭と涼しい家の中を交互に行き来するビーグルさんの話をしましたが、「うちの子も同じことをします」という声を結構聞きました。
夏というのは外気温が高いわけですから、自分では意識していなくても、体はそれに合わせて徐々に暑さに慣れようとしているんですね。
ですから、あまりにも冷やしすぎると逆に体の調子がおかしくなります。
俗に言う冷房病というやつです。
私は昔からエアコンをガンガンに入れているところが苦手で、特に電車の中などは寒くて本当に辛いです。
最近では弱冷房の施設が増え、男性には不評のようですが、私は以前ほど体調を崩すことがなくなりました。
もしかしたら、犬にも私のようにエアコンでガンガンに冷えるのはちょっと苦手・・・っていう子がいても不思議ではないですよね。
毎年のように猛暑が続く夏。
熱中症が一番怖いので、もちろんエアコンで涼しくする必要はありますが、ペットにも個体差がありますので、「冷えすぎかな」と思ったら温度を調整してあげてもいいのではないでしょうか。
そして、夜は一度腰などを積極的に温めてあげることも必要だと思います。
お灸が一番いいのですが、小豆パックなどの温パックでもよく効きます。
ペットの体を温めているときに「はぁ〜、気持ちいいわ〜」という顔をしてじっとしていたら、それは冷えすぎていたということです。
まだしばらくは猛暑が続くという予報です。
本当に冷やしたり温めたり、温度管理には悩みますが、いろんな工夫で猛暑を乗り切りたいですね!
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- 世間で噂のローラー鍼やお灸に興味がある。
- 自分のペットを楽にするために何かしてあげたい。