新年あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルス一色に終わった年でした。
多くの方が「新しい生活様式」の名の下に苦労を強いられたのではないでしょうか。
おかげさまで我が家は人間の方は皆元気に過ごさせていただきましたが、犬は前庭障害、猫はてんかんと、シニアにありがちな病気を立て続けに発症しました。
一時はこのまま寝たきりになるのでは・・・と危ぶまれたのですが、今はなんとか復活しています。
力になったのはやはり家庭でのケア
我が家の犬、ゴンさんが最初に前庭障害になったのは7月でした。
その後、少しでもよくなるようにと毎日ローラー鍼でコロコロしていたところ、2ヶ月ほど経つ頃にはすっかり元気になり、前より足取りも軽くなっていました。
何よりも驚いたのは、マイボーム腺腫でいつも左目の目やにがひどかったのですが、いつの間にか目やにがほとんど出なくなっていたことです。
こちらは、私の往診先のワンちゃんですが、ローラー鍼を始めてから一週間ほどでドライアイがすっかり治ったそうです。
「毎日目薬3種類ぐらいさしても治らなかったのに、びっくりしました。」
と、飼い主さんは言っておられました。
てんかん発作を起こした我が家のバーちゃん猫も、入院から帰ってきたときはなんだか朦朧としていましたが、毎日ローラー鍼コロコロした効果なのか、今ではすっかり前のような食い意地の張ったバーちゃんに戻っています。
新年の抱負というわけではないですが
昨年は新型コロナウイルスの影響で対面での講座はあまりできませんでした。
その代わりに、今までは無理だと自分で思い込んでいたオンライン講座で、全国各地の方に受けていただくことができて手応えを感じています。
今まで、我が家の犬猫が元気だったときは、ローラー鍼を使ってもあまり変化が見られなくてつい忘れてしまっていたのですが、今回具合が悪くなったのがローラー鍼やお灸で元気になる姿を見て、改めてその効果を強く実感しています。
私の今年の仕事は、もちろん鍼灸治療で犬猫を楽にしてあげたいということもありますが、やはりペット鍼灸による家庭でのケアを広めていきたいと思うのです。
もう、「一家にひとつローラー鍼とお灸を常備!」ぐらいの勢いです。
ただ、犬猫と暮らすということは簡単にできる家庭でのケアを覚えるだけでなく「犬猫のことをもっとよく知り、もっと犬猫らしく楽しく暮らせるようにする」ことが一番だと思います。
そのための場として、昨年はオンラインサロン「いぬねこ保健室」を立ち上げました。
犬猫と暮らすことは一生涯犬猫のことを学び続けることだと思います。
犬猫たちとともにいろんなことを経験し、一緒に学び合っていくのが犬猫との暮らしの醍醐味ではないでしょうか。(もちろん、他のペットでも同じですよね!)
スピリチュアルな話をするわけではないですが、うちのゴンさんとバーちゃん猫は、私を選んで私のところに来てくれて、私にいろんなことを気付かせ、学ばせてくれているとずっと思っています。
こちらのブログの投稿は去年は極端に少なかったのですが、今年は多くの方によりよい情報を届けられるよう、がんばって発信していきたいと思います。
整体の勉強も継続中!
一昨年より学び始めた人間の整体。今年も継続して学んでいきます。
私が学んでいる整体では、「触診により体を把握する」「体の自然治癒力を大事にする」という考え方で、体に負担をかけない施術が犬猫にも合うのではないかと勉強を始めました。
どんなことでもそうですが、学ぶことに終わりはないと思います。
そして、「原理原則」に従うことの大切さはどんな分野も同じです。
「こんな講座をやってほしい」というご要望でも結構ですよ〜