そのお腹の不調、冷えかも知れません

Facebook にシェア
Pocket

昨日から少し元気のなかった我が家の犬、小豆パック中。

滋賀ペット治療院の山路です。
主に往診でペットの鍼灸治療をしています。

このところの蒸し暑さのせいなのか、大雨による湿気のせいなのか、お腹の調子を崩しているペットの話をよく聞きます。
なんと、人間の小児科でもここ数日、子供さんの下痢の外来が増えているとのことです。

この時期、湿邪による消化器系の不調が起こりがちですが、意外と盲点なのが、「夏場の冷え」です。
一日中、暑いからとエアコンをかけっぱなしにしていると、夜になったら体は冷えているということが案外あるものです。

また、体を冷やしてあげようと、冷たい氷を食べさせたり、瓜類など体を冷やす食材を食べさせたり。
散歩から帰ってハアハアと息の上がっている様子を見ると、ついつい冷やしてあげようと思いますが、実は冷やしすぎも体のバランスを崩す原因になっています。

お腹も温めて欲しかったみたいで、自らゴロンしました。

我が家のおっさん犬も、暑かったり湿気が多かったりで体温調節がしにくかったのか、どうも体が重そうで、元気がありませんでした。

そこで、毎度おなじみ「お手軽小豆パック」の出番です。
腰やお腹のツボを温めてあげると、とても気持ちよさそうにしていました。
こんな蒸し暑い日でも温めるのが気持ちいいというのには、ちょっとびっくりです。

もし、ご自宅のペットがなんとなく元気がなかったり、胃腸の具合が悪いときは、一度「冷え」を疑ってみてください。
お灸や温パックなど、寝る前に体を少し温めてあげると回復するかも知れません。

特に、年を取ると体温調整が難しくなります。
昼間は除湿し、冷やしてあげることが大事ですが、夜になったら冷えすぎていないかも注意してあげてくださいね。

こちらは人間用のお灸の本ですが、参考になりますよ!
飼い主さんも冷房当たりを解消するためにお灸をしてみてくださいね。

 

 

Facebook にシェア
Pocket

ペット鍼灸セラピーに興味をお持ちの方、各地でセミナーを開催しています!

ラブ、コロコロ
刺さない鍼やお灸など、鍼灸の手技を応用して飼い主さんの手で手軽にできるペットのケアを学びましょう。
東洋医学の基本的な知識と一緒に、その子の体質や季節の移り変わりに応じたきめ細かなケアができますよ!

PAGE TOP