滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療をしています。
梅雨が明けたと思ったら、毎日猛暑という日が続きます。
熱中症の方も増えていますし、もちろんペットの体調も心配です。
冷えて湿気の多かった天候(湿邪)からいきなりの猛暑(暑邪)。
自律神経の調整が追いつかなかったり、夜はゆっくり寝られなかったり・・・
ペットも体調を崩すしやすいですね。
ペットの体調が悪くなると、飼い主さんも心配で気分が沈みます。
飼い主さんの気分は、ペットの気分や体調に即座に影響しますので、本当は飼い主さんはいつも心を落ち着けて、くよくよせずにどっしり構えているのが理想的・・・
なんて、わかっていても心配で落ち込んでしまいますよね。
この落ち込み、人間の家族が具合が悪くなったときよりも重症になる気がします。
やはり、言葉を話せない動物の体調が悪くなると、こちらもあれこれと想像して人間相手のとき以上に心を痛めてしまうのかも知れませんね。
共に生きるってどういうことなのか?
あの有名なドラマ「金八先生」に出てくる、
「人という字は人と人が支え合ってできている」という名台詞。
実はこれ、本人である武田鉄矢さんが別の番組で否定しているとおり、人間が一人で立っている図なんですよね。
この字、もし支え合っているとしたなら、どちらかがこけたら両方こけてしまうと思いませんか?
「人」という字は一人で立っているんです。
もちろん、「犬」という字も支え合っているわけではないですよね。
共に生きるというのは、両方がちゃんと自分の足で立って、その上でお互いを理解し合い、協力し合うことだと思います。
共に生きるのは手を取り合うことですね
つまり、どちらかというと支え合うというより、アルファベットの「H」の字みたいな関係がいいのかな、と思います。
自分の大切なパートナーであるペットの体調が悪いとき、心配したり悩んだりするのも仕方ないことですが、ちょっと落ち着いて、肩の力を抜くことも必要だと思います。
飼い主さんの体調が悪くなってしまったら、ペットの面倒を見ることもできません。
共に支え合っているつもりで共倒れにならないように。
一緒に手を取り合って、遠くまで歩調を合わせて歩いて行くこと。
それが最期まで笑顔で一緒に過ごす秘訣なのかも・・・と思います。