滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県で犬猫の鍼灸整体治療をしています。
お盆は皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
日常とは違う、いわばハレの日。
人間もそうですが、ペットもいろいろと疲れが出る時期ですね。
「疲れ」ってどんな状態なのでしょうか
疲労は、自律神経のバランスの乱れ、特に交感神経の興奮が通常より長く続くことから起こります。
日常とは違う出来事が起こり、精神的な緊張が続く。「気が張る」という状況ですね。
または、日常より体を使うことが多いと、酸化物質が筋肉にたまることにより疲労が起こります。
東洋医学的には、病は気の滞りから起きると考えます。
疲労も同じで、体や心の緊張が続くと、体は硬くなります。
硬くなると、気の滞りが起こり、コリや痛み・疲労感といったものにつながります。
体の中にどこか硬いところができると、そこが疲労や病の原因になるということですね。
コリをほぐすにはどうしたらいいでしょうか
生き物の体はほとんど水でできています。
水がうまく流れる体にする、これが「コリをほぐす」「気の流れを整える」のイメージです。
鍼には、この「コリ」をほぐし、体の歪みを元に戻す働きがあります。
自律神経にも働きかけ、交感神経優位な緊張状態を、副交感神経優位のリラックスした状態にもっていきます。
マッサージや指圧も同じです。
縮こまったところを伸ばし、固まったところをほぐします。
そして、姿勢を整え、骨や関節を正しい位置に収めます。
鍼・お灸・マッサージとも、施術されているペットの表情が緩みきって気持ちよさそうな顔になっていれば効いている証拠です。
気持ちがよくなってリラックスすると、副交感神経が優位になります。
副交感神経が働けば、ぐっすり眠ることができ、疲れからも回復します。
実際に、鍼治療の後はどのペットも「夜はぐっすり眠りました」「終わった後からずっと爆睡です」という飼い主さんの声をお聞きします。
怖がりのワンちゃんや猫さんには、刺さない鍼での施術を行います。
また、マッサージやツボ押しはどのペットにも気に入ってもらえます。
鍼灸の手技を応用したペット鍼灸セラピーや、簡単なストレッチやマッサージなど、ご家庭でできるペットのケアについてもご説明します。
各地で講座も開催しております。
「鍼はなんとなく怖い気がする」
「鍼やマッサージは本当に効くのかどうかわからない」
という疑問をお持ちの飼い主さんも、百聞は一見にしかずです。
ここに掲載したワンちゃんたちの気持ちよさそうな表情が効果を物語っています。
興味をお持ちの方はぜひお問い合わせくださいね。
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